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上出長右衛門窯 そばちょこ


* このアイテムは廃番です。

120年続く石川県の九谷焼窯元『上出長右衛門窯』の6代目、上出恵悟による古い染付の波佐見焼をモチーフにした絵柄。伝統柄かと思いきや、ユーモアのきいたアレンジが効いています。

猫と楼閣山水図
中国の美しい風景の中に化け猫がいます。

七賢人図
竹林で知識人たちが哲学的な談話をしている伝統柄です。七賢人がすべてヒゲのおじさんになっています。

馬場文
左向きの馬は、「馬」の裏返しで、舞う(まう)という意味合いから、福が舞い降りる吉祥の文様として用いられてきました。

鋏文
植物をモチーフにした縦縞の伝統文様「十草文」を波佐見焼にちなんで、糸切りバサミでチョキチョキ切ったデザイン。

髭花文
花文がヒゲのおじさんなったデザイン。更に髭を雲に見立て、雷や雨も描かれています。


Color

猫と楼閣山水図

七賢人図

馬場文

鋏文

髭花文

Price¥ 2,000
Size

φ8×H6.1cm / 170cc

Material

磁器

Maker

西山

Area

波佐見



注意事項

絵柄は銅版転写という技法で作られているため印刷のにじみ、欠け、ズレ等が見られる場合がありますが、商品が持つ味としてお楽しみください。

技法:下絵付け/銅版転写・ハーフマット釉


「蕎麦猪口(そばちょこ)」と呼ばれ、四〇〇年前から現代まで、その形をほぼ変えることなく親しまれている台形型の器の原点は、肥前国(佐賀県・長崎県)で生産され、伊万里港から全国に出荷していた伊万里焼といわれています。

そば猪口の本来の用途はそばを食べるものではなく、祝儀や会席の膳で、刺身、和え物、塩辛などを盛って出す小鉢(向付)でしたが、江戸時代に入り庶民の間ではそば屋が大流行。そば猪口は蕎麦のツユ入れの他、蕎麦前と呼ばれる食前酒の盃としても使用され、全国津々浦々に流通し、瞬く間に広がっていきました。
そして、流行や文化を反映した膨大な数のデザインが生みだされていったのです。

馬場商店の商品は、長崎県東彼杵郡波佐見町で作られています。私たちは、波佐見焼の産地が得意とする多様な技法を活かし、小さな器の中に職人の技とカルチャーをつめこんで、バラエティー豊かなそば猪口をお届けしています。