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島の栄養たっぷり!モチモチ細麺の「五島手延うどん」はいかが

2020.08.07 (金)

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「五島手延うどんとは?」

九州の最西端に位置する長崎県五島列島の名産品「五島手延うどん」

発祥は、中国から五島の人々に伝えられたと言われていて、奈良・平安時代の遣唐使船によって日本で最初に製法が伝わり、日本のうどんのルーツとなったという説も。

五島手延うどんの製法は、親から子へと受け継がれてきた、家伝の味でもあります。
長い時を経て地元に根付き、讃岐うどん、稲庭うどんと並び、「日本三大うどん」にも数えられています。

(参照:五島市役所facebook

五島列島は、青い海、白い砂浜、火山景観など複雑で変化に富んだ地形で、ほぼ全域が西海国立公園に指定されるなど豊かな自然の中にあります。

(参照:五島市役所facebook

島々には多くのカトリック教会が点在し、隠れキリシタンの歴史を物語る教会群が風景に溶け込んだ信仰の島です。「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」として2018年に世界遺産として登録されました。

「五島列島の豊かな自然の恵で出来た、ミネラル豊富な麺」

五島手延うどんの生地は、<厳選した小麦粉>・<島の水>・<ミネラル豊富な五島灘の天然塩>・<五島列島に自生している椿から取れた椿油>など、五島の自然のめぐみで出来ています。

五島列島に自生している椿から取れた「椿油」を生地に塗りながら、「手延べ」と呼ばれる伝統的な技法で麺を引き延ばして作られています。
棒状の生地を2本の箸にかけ、手延べにより丁寧に引き延ばしては束ねる作業を繰り返し、紐状の細い麺にしていきます。
この過程でしっかりと熟成を重ねることで、独特の風味を生み、コシが強く、モチモチした細い麺が生まれます。

五島手延うどんは、同じ五島の名産品「あごだし」でいただくのが定番。
五島の近海で豊富に獲れるあご(飛魚)を炭火で焼き、乾燥させて作るだしはコクのある上品な味わいで、相性抜群です。化学調味料や保存料も無添加の五島の自然の贈り物です。

それでは、「五島手延うどん」を使ったレシピをいくつかご紹介します!

① 冷やしうどん

夏に手軽に作れる「冷やしうどん」。麺は約7~10分間、たっぷりのお湯で茹でましょう。

麺は藍駒のボーダー柄のお皿に盛り付けました。涼し気な青い呉須色にうどんの白さがよく映えますね。
小鉢やそばちょこは、薬味や麺つゆを入れたりと、様々な場面で活躍してくれます。

② エスニック冷やしうどん

生パスタのような、もちもちとした独特な食感を持つ五島手延うどんは、様々な食べ方で楽しむことができます。
サッパリ美味しい「エスニック冷やしうどん」も作ってみました!

和食、洋食問わず使えるたたら8寸皿は、クラフト感のあるフォルムと変化のある釉薬が重厚感をプラスしてくれます。

③ 地獄炊き

茹でた鍋からそのまま卵醤油やだしにつけて食べる「地獄炊き」と呼ばれる、五島ならではの食べ方。

鍋で茹でたらそのまま鍋をテーブルに持ってきて、鍋から直接とって食べます。
すき焼きのように器に溶き卵をいれ、かつお節やねぎなどの薬味をトッピング。
お好みで醤油またはあごだしスープを入れても美味しくいただけます。

五島手延うどんは地獄炊きにしても煮崩れる事がなく最後までコシのある食感が楽しめますよ。

長崎県五島手延うどん振興協議会製作

島の風土に育まれ、歴史と伝統に培われた五島手延うどん。
大切な方への贈り物や夏のご挨拶にもおすすめです。

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